【八幡物産 八幡清志社長】17年8月期は微減収/18年8月期は売上高50億円へ

八幡清志社長

 テレビショッピングを中心に健康食品を販売する八幡物産(本社鳥取県)はこのほど、16年9月―17年2月期(中間期)の売上高が前年同期比で微減だったことを明らかにした。今後の戦略などについて、同社の八幡清志社長に話を聞いた。


 ーーー前期の業績から聞きたい。

 「16年8月期の売上高は前期比5.2%減の48億4800万円だった。
ここ数年、微減が続いている状況だ。大きな要因としては、新規の獲得効率が昔より悪くなっていることにある。効率のいい広告投下がうまくできていないのだ」

 ーーーその要因はどう捉えているか。

 「要因は二つあると考えている。一つは商品的な要因だ。ここ10年、当社の売り上げをけん引してくれていたのは『グルコサミン』と『ブルーベリー』の健康食品だ。プレーヤーが増えたこともあり、5~6年前をピークに新規の獲得効率が落ちてしまったのだ。市場にある程度行き渡ったと考えており、両商材の市場は飽和状態になっていると捉えている。当社としても、ピーク時と比べると新規獲得数は3分の1にまで落ち込んでいる。『グルコサミン』『ブルーベリー』に続く大型ヒット商品を生み出せていないこともあり微減が続いているのだ」
 「もう一つの要因は、テレビショッピングを取り巻く環境の変化だ。テレビ全体の視聴率自体が落ちている。BS放送やケーブルテレビの台頭で、多チャンネル化も進んでいる。ネット動画もあり、消費者にとって見る映像の選択肢が増えている」
 「一方、テレビショッピングにかかる広告費はそこまで変わっていない。それなのに、見ている人は減っているという状況だ。ただ、これについても大前提として売れ筋商材があれば状況は変わると思う」
(続きは、「日本流通産業新聞」3月30日号で)

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