【ライフバンテージジャパン 塩川英一社長】新体制のもと新たな取り組み推進/会員との間に溝を作らないことが重要だ

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 ーーー社長就任の経緯について。

 米国本社のインターナショナル上級副社長を務めるコートランド・ピアソンは、以前、私がニュースキンジャパンに勤務していた際の直属の上司だった。彼はグローバルの責任者として、重要な日本市場を任せられる人材を探していた。誘いを受けた当初はお断りしていたのだが、熱心な誘いもあり、自分でライフバンテージという会社、製品を調べる中で、製品数がそれほど多くないにもかかわらず一定の成長を遂げていること、本社が海外マーケットに積極的に投資していく方針を聞くにつれて、今のタイミングでこの会社に関わることができるのはチャンスだと思った。

 ーーー2016年6月期決算における日本の業績について。

 まだ最終の数字をナスダックには出していない。展開国が多く、それぞれの国の検証が必要だからだ。ナスダックには決算の公表が遅れることを通告済みだ。15年度の売上高は約50億円。会員数は公表していない。

 ーーー社長就任にあたって、最初に取り組むべきだと考えたことは何か。

 フィールドとの連携、コミュニケーションを第一に考えた。まだまだフィールドを正確に把握できていない。当社は愛用者が非常に多いのが特徴。だからこそ愛用者に対するサポートはもっと必要だ。
 最も重要なことは会社とディストリビューターとの間に溝を作らないこと。それにはセールス部門の強化が必須。カスタマーサポート部門との連携を通じて、セールスチームが常にフィールドの状況を把握しておかなければならない。

(続きは、「日本流通産業新聞」11月10日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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