文化放送開発センター/ラジオ特番を生放送/露出強化で新規顧客獲得

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特番は文化放送のスタジオから生放送した

特番は文化放送のスタジオから生放送した

 ラジオショッピングを手掛ける文化放送開発センター(本社東京都、渡邊能秀社長)は9月18日、2時間に及ぶラジオショッピングの特別番組を生放送した。露出を強めることで、新規顧客を獲得したい考えだ。ラジオ通販事業の売上高は公表していないが、増収傾向にあるという。
 「いいものザクザク!マル得ラジオ!!」と題した番組を、同日午前11時から午後1時の2時間にわたり放送した。食品4品に加え、クルーズ旅行を紹介。お笑いタレントの勝俣州和がパーソナリティーを務めた。
 出演者による各食品の試食を番組に織り交ぜた。「俺のしゃぶしゃぶベスト3」など、商品ごとのテーマに沿ったトークも展開した。
 放送中から自社のコールセンターで注文を受け付けた。8人のスタッフが受注対応に当たった。
 同社のラジオショッピングの利用者は累計70万人を超える。年2回、優良顧客に送付するカタログを1回につき7万部発行している。カタログ掲載商品をラジオ通販限定価格で紹介することもあるという。
 今後は「次回の特別番組や放送枠の増設などを検討し、露出を強めることで新規顧客を獲得したい」(販売事業部)と話す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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