環境省<18年度概算要求>/蓄電池導入に84億円/設備・工事に補助金

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 環境省は8月31日、家庭用蓄電池・蓄熱設備の導入を促す補助金84億円を盛り込んだ、18年度(18年4月―19年3月)予算の概算要求を公開した。蓄電池に関しては、設備・工事の両方について、施主に直接支給するタイプの補助金の導入が計画されている。
 環境省は、FIT(固定価格買取制度)終了後を見据えた新規事業として、「太陽光発電の自立化に向けた家庭用蓄電・蓄熱導入事業」を計画している。売電から自家消費への移行を促すため、蓄電池導入に対して補助金を支給する。
 補助金の対象は、太陽光発電を設置している新築・既築住宅の所有者。蓄電池導入時の補助金額としては、キロワット時あたり3万円という目安を示している。補助金の公募等の実務を行う法人は、1~3月に決定するという。補助金は直接施主に支給される仕組みになる見通しだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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