サニックス/1Qは6.5%の増収/再エネ事業が売上の柱に

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 サニックスの4―6月期の連結売上高は、前年同期比6.5%増の120億9800万円となり、15年3月期以来の増収となった。廃プラスチックなどを燃料とする再生エネルギー事業の売上高が太陽光発電事業を上回り、訪販事業も大幅増収となった。
 太陽光発電事業(SE部門)の売上高は前期比21.8%減の45億円。再生エネルギー事業(環境資源開発部門)は同33.5%増の49億5700万円となり、SE部門の売上高を初めて上回った。
 シロアリ防除や耐震施工を手掛ける訪販事業(HS部門)の売上高は同40.8%増の23億2900万円だった。「白蟻防除施工」や「床下・天井裏換気システム」といった商材別に見ても、全ての商材について増収となった。特に「基礎補修・家屋補強工事」が好調で、同218.4%増の4億6000万円を売り上げた。
 同社はSE部門から他部門への配置転換を進めており、増収の要因になっている。SE部門には、かつてHS部門など他部門からの異動した者が多かった。そのため、SE部門からの異動は以前の部門に戻る形となり、現場の対応は滞りなく行われているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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