訪販化粧品工業協会/総会で野洲市訪問を報告/会員企業の一括登録を提案

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総会であいさつをする鈴木弘樹会長

総会であいさつをする鈴木弘樹会長

 訪販化粧品工業協会(事務局東京都、鈴木弘樹会長)は6月12日、都内で第44回定時総会を開催、同協会は、訪問販売登録制度を開始した野洲市を訪問し、同協会の会員企業を一括で登録できるように交渉を行ったことを明らかにした。
 総会の冒頭では、鈴木弘樹会長があいさつし、「インターネットの台頭により『早くて便利』が宣伝されて久しい中、人と人とのつながりを基軸にする訪販チャネルにしかできない価値の提供により新たな展望が描けると考えている。現政権が推進する『すべての女性が輝く社会づくり』も業界にとってチャンスだと捉えている」と発言した。
 鈴木会長は16年10月に施行された、野洲市の訪問販売登録制度についても言及。6月1日に同協会が野洲市を訪問し、同協会が代わりに登録することで、会員企業が野洲市で営業活動ができるようにする交渉をその場で行ったことを報告した。野洲市からは、「現行の制度では難しいが、今後検討する」旨の回答を得たとしている。
 16年度は同協会から、明化産業(本社大阪府)とセルシー&ルモン(本社東京都)の2社が退会となった。いずれも、訪販事業と化粧品製販事業からの撤退が退会の理由だったとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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