アスクル17年5月期/売上、利益を上方修正/保険金で最終黒字も

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 アスクルは6月19日、17年5月期(連結)の通期業績予想を売り上げ、利益ともに上方修正した。火災後、発表を見送っていた純利益は10億円(同81.0%減)となる見込み。火災により特別損失を101億円計上し、最終損失の見通しは未定としていた。保険金などで、特別利益49億2900万円を計上したことで最終黒字を確保した。
 売り上げは4月に発表した予想を9億円上回る3359億円(前期比6.6%増)とした。
 営業利益、経常利益はともに、4月に発表した予想を8億円上回りそうだ。営業利益は88億円(同3.3%増)、経常利益は88億円(同2.6%増)の見通し。
 今年2月に発生した物流倉庫の火災による影響を受け、4月に期初計画を下方修正していた。
 業績の詳細については、「7月4日の通期決算発表時に説明する」(IR担当)としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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