RIZAPグループ17年3月期/売上高952億円/子会社の再建進み、全部門黒字

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決算説明を行う瀬戸健社長

決算説明を行う瀬戸健社長

 RIZAPグループの17年3月期連結売上高は前期比76.7%増の952億9900万円となった。主力のトレーニングジムや新規事業の売り上げが拡大した。子会社の経営再建が進み、全セグメントで黒字化。「5期連続の増収、4期連続の増益を達成した。大幅成長を継続している」(瀬戸健社長)と話す。
 売上高も全セグメントで増加した。トレーニングジム「RIZAP」の継続成長に加え、ゴルフスクールのRIZAPゴルフも増収。昨年7月に買収した補正下着のマルコの売り上げも寄与し、美容・健康関連事業の売上高は同34.4%の382億2500万円となった。健康コーポレーションの通販事業は伸び悩んだ。
 住関連ライフスタイル事業はイデアインターナショナルのキッチン雑貨ブランド「ブルーノ」が好調を維持。16年2月に買収した住宅・リフォームのタツミプランニング、同5月に買収した雑貨チェーンのパスポートの売り上げも寄与し、同287.3%増の332億5300万円となった。

■夢展望、マルコが増益

 16年3月期は赤字だったアパレル関連事業が黒字化したことで、全セグメントが黒字化した。
 アパレルECの夢展望は4期連続の赤字だったが、16年10月―17年3月期(下半期)のみの営業利益は黒字転換したという。

(続きは、「日本流通産業新聞」5月25日号で)

マルコ・岩本眞二社長

マルコ・岩本眞二社長

夢展望・濱中眞紀夫社長

夢展望・濱中眞紀夫社長

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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