ニュースキンジャパン/子ども食堂の運営を支援/東京・浅草橋に「キッズカフェ」オープン

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カフェ前で握手を交わすマクジルトン・チャールズ理事長と小林和則社長(写真右)

カフェ前で握手を交わすマクジルトン・チャールズ理事長と小林和則社長(写真右)

 ニュースキンジャパン(本社東京都、小林和則社長)は、福祉施設や生活困窮者などに食品を提供する、フードバンク活動団体のセカンドハーベスト・ジャパン(2HJ、本部東京都、マクジルトン・チャールズ理事長)による初の子ども食堂「Kids Cafe(キッズカフェ)」開設を支援する。
 4月1日、東京・浅草橋にオープンした。ビル1階のスペースに17席を確保。毎週木曜日と金曜日、土曜日に営業するという。利用はすべて無料、食材は食品関連企業からの寄贈食品が活用され、施設の設置、運営はニュースキンジャパンが資金を支援し、ボランティアの協力を得て行う。
 食の支援が必要な子どもたちに食事を提供するだけでなく、学習支援や体験・交流プログラムを実施。コミュニティースペースとしての役割も果たす、子ども食堂の新たなモデルになることを目指すとしている。
 開設にあたって台東区をはじめとする行政機関と連携を図り、家で十分な食事がとれない、あるいは一人で食事をしなければならない子どもが利用しやすい施設を目指し、週3日の実施体制でスタートする。
 ニュースキンジャパンは06年から2HJに継続的な支援を行っており、16年12月末時点での寄付金は2億7786円にのぼるという。現在、児童養護施設や母子家庭で暮らす7000人の子どもたちへ食糧を届けるため、毎月150万円の寄付とともに、ボランティア活動を実施している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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