アスクル/ロハコ受付時間を限定/配送正常化へ暫定措置

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注文受付時間を限定している「ロハコ」

注文受付時間を限定している「ロハコ」

 アスクルは3月21日から、一般消費者向け通販サービス「LOHACO(ロハコ)」の東日本エリアにおける注文受付時間を午後6時以降に限定した。埼玉県の物流センター火災の影響により、21日時点でも最大11日の遅配が生じている。受付時間の限定化は暫定措置としており、受注量を制限しながら配送時間を早期に正常に戻す。
 3月21日以降、毎日午後6時を受注開始時間とし、1日当たりに出荷できる上限商品数に達した時点でその日の受注を終了する(22日正午時点で受け付けは終了している。終了時刻は非公表)。
 火災があった物流センターは「ロハコ」全体の物流量の約7割を扱っていた。現在、横浜市内の物流センターが東日本エリアの「ロハコ」の物流を代替している。
 3月末に稼働する新たな物流センター6拠点では主に法人向けサービスの物流を行い、横浜センターを「ロハコ」の物流に集中させる考えだ。
 「ロハコ」の注文受付時間を限定することにより、「配送時間を正常化する。その後、商品の拡充を進める」(広報担当)としている。
 アスクルは9月末までに「ロハコ」の完全再開を目指すとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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