千趣会17年12月期/通販事業黒字化へ/粗利率悪化も販促費削減

 千趣会は今期(2017年12月期)、通販事業の黒字転換を狙う。子会社による通販事業が増収に寄与するほか、売上総利益率(粗利率)は悪化する見通しだが、媒体数の見直しや再編により販促費を削減する。前期の通販事業によるセグメント利益は2億4000万円の損失で、2期連続の赤字だった。今期のセグメント利益は3000万円を見込んでおり、3期ぶりの黒字を計画している。
 通販事業による売上高は今期、前期比5.0%増の1119億3000万円を見込んでいる。千趣会本体による通販事業(ベルメゾン事業)は減収を見込んでいるが、雪印メグミルクとの合弁会社、ベルネージュダイレクト(本社東京都、柿﨑富久社長)が機能性表示食品の販売によって大幅な増収を予想。
 さらに、Jフロントリテイリングの通販子会社、JFRオンラインの通販事業を引き継いだフィールライフ(本社大阪府、貝原利顕社長)の売上高が加わる。
 ベルメゾン事業は今期、スマホによる買いやすさを追求するとともに、ナショナル・ブランド(NB)商品を拡充することで品ぞろえを強化、ECによる売上比率を高めていく。
 NB商品の拡充に伴いオリジナル商品のウェートが下がることで、今期の通販事業は若干粗利率が悪化すると予想している。さらに為替予約の影響も加味しており、今期の連結業績予想における粗利率は、前期比2.4ポイント悪化の45.5%を計画している。

(続きは、「日本流通産業新聞」2月9日号で)

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