グリーンイノベーションズHD/今期46億円を見込む/アライアンスでV字回復へ

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 太陽光を主力商材とするグリーンイノベーションズホールディングス(本社東京都、都築博志社長)の17年7月期におけるテレアポ訪販による住宅設備販売の売上高は、前期比横ばい46億円を見込んでいる。直販を縮小して異業種との業務提携に注力しており、アライアンス先の開拓で売り上げ伸長を目指す。
 同社における住宅設備の年間販売台数は、太陽光発電が約1000台、エコキュートが900台、IHクッキングヒーターが約700台のペースで推移している。
 14年から開始したホームセンター大手カインズとの業務提携が、住宅設備の売り上げの9割を占めるまでに成長した。カインズでリフォームの施工を注文したことのある既存顧客に、テレアポで住宅設備を販売している。
 カインズは関東地域を中心に、16年3月現在で200店舗を出店している。出店していない地域では、カーディーラーや工務店など10社と提携している。
 グリーンイノベーションズHDは西日本にも営業を広げたい意向で、提携先の開拓を進めている。
 「自社でアウトバンド営業の電話を掛けるよりもお客さまに安心してもらえるため、電話を聞いてもらえる確率が高まる」(永井良執行役員)と話す。

(続きは、「日本流通産業新聞」1月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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