フェヴリナ/初年度売上１億円目指す/酵素ゼリーで腸内環境にアプローチ

　化粧品通販のフェヴリナ（本社福岡県、神代亜紀社長）は９月５日、ゼリー状にしたスティックタイプの酵素ゼリー健康食品「いちずな酵素」を発売した。腸内環境を整える商品は同社初となる。ネットによる集客を行い、初年度は１億円の売り上げを目指す。
　「いちずな酵素」は１２グラム×３０包入りで４３２０円（税別）。割引した定期コースも設ける。
　同社はこれまで、スキンケア化粧品をメーンにプラセンタサプリメントなど顧客の肌の悩みを解決する商品を展開してきた。顧客のアンケートによると、食生活の乱れなど腸に関する悩みが肌に表れやすいという声が多く、腸内環境を整える健康食品を開発した。
　本社のある九州の農産物を中心に、無添加で砂糖やシロップも使わない製法を採用。こんにゃくゼリータイプとしたことで、胃で消化されにくく腸まで酵素を届けやすいという。安定的に生産できる培養酵母ではなく、天然の野生酵母で発酵させている点も特徴としている。