ヒラキ /通販売上1.5%減/宣伝費増で2桁減益

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ヒラキは5月10日、16年3月期の連結決算を発表、通販事業の売上高は前期比1・5%減の89億9700万円だった。
 カジュアルスニーカー、ネット限定のキッズスニーカーなど低価格の販促品が順調だったが、暖冬の影響による冬物商品の受注減などが影響した。
 通販事業の営業利益は同22・1%減の7億4300万円だった。円安の影響による粗利率の低下とテレビCMなどの広告宣伝費の増加が響いた。
 総売り上げは前期比0・4%増の178億7400万円、営業利益は同5・4%減の5億5600万円、経常利益は同1・3%減の4億8800万円、当期純利益は同27・6%増の2億8600万円だった。
 今期は通販事業の強化に加え、ディスカント事業ではPB商品を拡販し、粗利率の改善を目指す。卸売事業では新規のOEM先の開拓を進めていく。
 17年3月期の連結業績は、売上高が前期比6・3%増の190億円、営業利益は同16・8%増の6億5000万円を計画している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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