【EC注目株】第68回<ポーラ・オルビスホールディングス>/「ポーラ」と「オルビス」を基幹ブランドにアイテムは400品

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”IFIS目標平均株価1万482円メドに拾い場とみる”


 化粧品業界大手のポーラ・オルビスホールディングス(4927)の事業は、「ポーラ」「オルビス」を基幹ブランドに構成されている。前者は訪問販売、後者は通信販売がメーンの販売手法だ。
 スキンケアを中心に「オイルカット」を特長とするオルビスブランドの総売上高比率は、2015年12月期末で約26%。87年にカタログ販売を開始、99年にネット通販に踏み出した。
 この間の流れを通販営業部長の元木正城氏は、「インターネットの普及に応じて電話やFAXに代わる双方向チャネルとして始まった。24時間対応のメールのやり取りの展開等で、単なる注文ツールでなく情報発信とコミュニケーション機能を有するメディアになった」と振り返る。
 今夏の段階でネット通販の取り扱いアイテム数は約400。埼玉・兵庫の物流拠点が整備され全国翌日配送(一部地域で当日配送)など充実したサービスで数々の賞を受けている。
 そもそもポーラとオルビス商品の差異は何か。一口で言うとポーラブランドは「美裕層」、一流品や最高品質を求める顧客が対象だ。オルビスブランドは、シンプルに肌の効果的な手入れを望む顧客がターゲット。

(続きは、「日本ネット経済新聞9月8日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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