【顧客の滞在時間アップしました】パナソニックコンシューマーマーケティング/ツール導入で滞留増加

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 カスタマイズPCなどをECで販売するパナソニックコンシューマーマーケティング(PCMC、本社東京都、吉清和芳社長)は17年1月にウェブ接客ツールを導入したところ、顧客のサイト滞在時間が、それまでと比べて、平均8%増加した。導入したツールで、顧客がサイトから離脱しようとする際に、顧客の不明点を解消するためのバナー表示を行ったことが、成果につながったという。
 PCMCでは、パナソニックが製造するノートPC「Let,S note(レッツノート)」を、顧客の要望に合わせてカスタマイズして販売している。付属の消耗品などの販売も行っている。高品質なPCを取り扱っているため、顧客単価は30万~40万円になるケースが多いという。パナソニックの商品でも、冷蔵庫やテレビといった家電は取り扱っていない。
 PCのカスタマイズの問い合わせを受ける際には、サイトを訪問した顧客が、問い合わせフォームにスムーズに進めるよう心掛けなければならない。ところが、16年12月以前は、「ECサイトの問い合わせフォームはどこにあるのか」という問い合わせが、コールセンターに寄せられるケースも少なくなかったという。
(続きは、「日本流通産業新聞」8月10・17日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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