トゥ・ディファクト/イベントで会員獲得/チラシ配布し書店に送客

 ネット書店を運営するトゥ・ディファクト(本社東京都、加藤嘉則社長)が、イベントの活用で会員を獲得している。イベントでは、会員登録時や提携リアル書店で特典が得られるチラシを配布。今年6月に大阪で行ったイベントには3万人が来場し、書店へ1万人を送客した。会員獲得に一定の効果が現れている。
 6月8日から7月3日、梅田ロフトで行った「大阪クリエーターズ・ファイル祭」には3万人が来場した。「クリエーターズ・ファイル」は同社が発行するフリーペーパーの人気連載だ。お笑い芸人のロバート秋山が手掛ける。
 来場者に特典付きのチラシを配布した。会場近くの書店ジュンク堂で限定しおりと交換できるほか、「honto(ホント)」の会員になるとロバート秋山の壁紙データが手に入る。書店へは1万人が訪れた。
 同社が「ハイブリッド型書店」と呼ぶhontoは、ネット書店と提携リアル書店で使える共通ポイントの付与や、ネットで購入した本の店舗受け取りなど、複数チャネルが連携したサービスを提供している。
 サービスの構成要素であるリアル店舗への送客が、会員獲得につながると考えている。
 「書店の店長からは『若い世代がたくさん書店に訪れた』などの反響があった。会員獲得にも一定の効果が現れている」(ハイブリッド事業企画部)と話す。

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