スクロール/ミネルヴァを子会社化/仏親会社と独占交渉権締結

 スクロールは8月30日、EC事業などを手掛けるミネルヴァ・ホールディングス(ミネルヴァHD、本社大阪府、中島成浩会長兼社長CEO)を子会社化することに向けて、ミネルヴァHDの親会社であるフランスの企業と独占交渉権をもって協議するための基本合意書を締結したと発表した。株式の取得数や取得価額、日程は決定していない。ミネルヴァHDの子会社化で業容拡大を図り、グループ売上高1000億円達成に向けた基盤を構築する考えだ。
 ミネルヴァHDはインターネットによる情報提供のほか、EC事業やソリューション事業を手掛けている。ミネルヴァHDの子会社であるナチュラム・イーコマースは、釣りやアウトドア用品のECを展開している。
 スクロールの子会社であるスクロール360は、ミネルヴァHDの中国子会社、成都インハナ・インターネットサービスやナチュラム・イーコマースと取引実績がある。ミネルヴァHDの子会社化はソリューション事業の業容拡大も見込める。ミネルヴァHDの中島会長は本紙に対し、「スクロールとは幅広い分野で協業が可能。大きなシナジー効果が見込める」とコメントした。
 ミネルヴァHDの16年12月期連結売上高は前期比10・7%増の67億9000万円、当期損失は1億5700万円。スクロールはミネルヴァHDの子会社化について、「中期経営計画で掲げているM&Aや提携を通じた成長戦略の一環。詳細は確定次第公表する」(経営統括部経営企画室)としている。

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