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クックパッド 小売りとの連携強化 有料会員化へ付加価値を提供

2012.01.17 日本ネット経済新聞 /  カテゴリ:食品 
キーワード:業績

クックパッドの収益は、全体の約6割以上を会員向けサービスからの課金が占めている。11年5―10月期の会員向けサービスの売上高は、前年同期比44・5%増の11億円。
 有料会員は人気レシピをランキング形式で閲覧したり、お気に入りのレシピを専用フォルダにまとめることができる。そのほか、スマホ向けアプリ内課金サービスが売り上げを伸ばしていると言う。
 小売りとの連携は、会員向けサービス拡充の一環。和郷園と開始したのは野菜の定期宅配ボックス。初年度会員数1万人の獲得を目指している。
 宅配サービスはクックパッドが直接配送や商品仕入れを手掛けないため、「ショッピングモールのようなイメージ。当社が直接販売するのではなく、小売り企業の強みを生かす」(広報)と、あくまでモールの提供だと説明する。
 会員に食材を販売することで、レシピサイト利用との連動を強化するのが狙いだ。
 販売する商品は「和郷園OTENTOセレクト 旬の新鮮野菜定期ボックス」。旬の野菜8品目と果物1~2品を詰め合わせる。価格は1980円(税込)。取扱商品はクックパッドも共同開発する。
 受注はクックパッドが行い、受注データを和郷園に提供。配送はヤマト運輸を利用する。まず都内23区内を営業エリアに展開し、1月9日から東京・埼玉・千葉・神奈川に拡大した。
 今年中は試験的に運用し、将来的には他の商品やサービスの出店募集も検討する。
 食品スーパーとの提携も始めた。12月2日、小売業のマーケティングを行うアイディーズ(本社沖縄県)と連携。東急ストアや関西スーパーなど全国で食品スーパーを展開する7社と共同で販促活動に乗り出す。
 具体的には、各食品スーパーが発行するカード会員とクックパッド会員の購買履歴を連携し、両社のマーケティング活動に生かす。
 新規事業に乗り出す背景は、「新規会員の登録者を増やすよりも、1500万人の会員に対するサービスを向上させることで、課金してもらうことが狙い」(広報)と話している。



記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


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