ブランジスタ/物流代行サービス開始/地方事業者の小口商品にも対応

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八潮の物流センター

八潮の物流センター

 ECソリューション事業を展開するブランジスタ(本社東京都、岩本恵了社長、(電)03―5459―6531)は15年1月、物流代行サービスの提供を開始した。地方のEC事業者が主なターゲット。商品の保管・配送を小口からでも請け負い、関東圏のユーザーへの迅速な配送を実現するという。
 埼玉・八潮にある1650平方メートルの倉庫から配送を行う。倉庫は冷暖房完備。レントゲンや金属探知機を備え、商品の安全確認もできる。
 店舗の細かい要望にも対応するという。「ギフトラッピングや同梱配送など、大手物流会社はあまり取り組まないが、店舗は望むサービスを実現できるようにする」(ソリューション営業部)と話す。
 同社はECサイトの運営システムに精通しており、店舗の環境に応じて、受注から商品配送までの仕組み作りを支援する。物流サービス利用企業には、同社の受注・在庫管理システム「まとまるEC店長」の無償提供も行うという。
 同社はECサイトの構築・運営から、商品一元管理システム、コールセンターまでを提供している。今回、物流代行サービスの提供を開始したことにより、ECの川上から川下まで一貫して支援できる体制が整った。
 16年8月には、関東に3300平方メートルの倉庫を建設する。物流代行サービスの受け入れ態勢を整え、利用企業の獲得を促進する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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