アスクル/ロハコ拠点の出荷開始/火災受けてセンター新設

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 アスクルは4月20日、埼玉県日高市内に新設した物流施設「アスクルバリューセンター日高」からの出荷を開始した。2月に火災に遭った物流拠点の業務を補完するため新設したセンターとなる。日用品サイト「LOHACO(ロハコ)」専門の拠点として、東日本エリアの物流を強化する。
 まずは手作業による商品出荷を開始した。6月末には簡易的な作業機械と自動梱包機を導入し、9月末にはコンベアラインを設置する。その後はシャトルシステムを設置するなど、段階的に自動化を進めていく計画だ。
 火災に遭った物流センターでは740人が勤務していたが、そのうち420人が日高市と所沢市の物流拠点で勤務する。横浜のセンターや他の代替拠点での雇用も実施している。
 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(本社東京都)の新築物件を1~3階まで賃借しており、賃借面積は約4万6200平方メートル。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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