アッカ・インターナショナル/千葉・印西に新拠点/アパレルEC支援に対応

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 EC事業者向けに商品撮影や物流支援を手掛けるアッカ・インターナショナル(本社東京都、加藤大和社長、(電)03―6435―6035)は5月下旬、千葉・印西にEC支援の新たな拠点を開設した。主にアパレルEC事業者を対象として、商品の撮影や保管、出荷などの業務に対応する。業容拡大の一環で、プーマジャパンなど複数企業の業務を受託する。
 5月26日に竣工した「プロロジスパーク千葉ニュータウン」の5階に入居。物流不動産を所有・運営・開発するプロロジスのパートナーとして、同センターへの入居企業にサービスを提供する。
 EC商品の撮影・採寸・原稿作成といった、いわゆる〝ささげ業務〟を行うほか、商品の保管や出荷、顧客対応などフルフィルメント業務に対応。撮影から、ECサイトへの商品掲載、商品の出荷、返品対応までを、庫内で完結することも可能となる。
 アッカが提供している在庫とささげデータの連携システム「ALIS(アリス)」のオペレーションも新拠点で担う。BtoCだけでなく「BtoBにも対応したフルフィルメントプラットフォーム」(加藤社長)と説明する。
 「プロロジス千葉ニュータウン」の場所は、北総線の千葉ニュータウン中央駅から徒歩で約10分に位置している。住宅街や商業施設がバランス良く立地し、働く世代が多いため雇用確保の観点からも有利と判断した。
 アッカは「ECファクトリー」の名称でEC支援サービスを提供。本社所在地である東京のほか、神奈川・川崎と厚木にセンターを構えている。印西は4拠点目。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ