SAVAWAY/多店舗管理ツールを刷新/既存商品統合しクラウドで提供<全文>

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 通販システムを提供しているSAVAWAY(サバウェイ、本社東京都、中井健司社長、(電)03―6276―1740)は11月下旬、複数のネットショップを一元管理できる受注管理システムを全面刷新する。受注管理や商品管理など機能ごとに分かれていた既存商品を統合。オールインワン型のネット通販システムとして、クラウドサーバー型で提供する。
 新商品の名称は「SHOPSTAR(ショップスター)」。これまでクライアントサーバー型で提供してきた複数の受注管理システムを統合した。10月20日から先行予約を受け付けている。
 楽天市場やアマゾンなど複数のモールに出店している店舗に関して、商品登録や在庫登録を一括で処理できるほか、受注管理や在庫管理を一元的に行える。
 クラウドサーバー型のため、サーバー管理や手動のバージョンアップは不要。サバウェイは提供開始後も頻繁にバージョンアップを実施するという。
 利用者がシステムをカスタマイズすることも可能だ。カスタマイズ後もバージョンアップは適用され続ける。
 必要な機能に限定して利用できる柔軟性も特徴だ。例えば、受注処理は自社の基幹システムで行い、商品管理機能は「ショップスター」を利用することもできる。
 利用料金は月額1万円から。商品登録数と受注件数に応じて変動する。


無料プランも用意

 機能に制限を設けた無料プランもある。ワンクリックで有料プランに切り替えられる上、それまでに蓄積したデータが自動的に移行されるため、システムの入れ替えに伴う作業負担は発生しない。初期費用を抑えてネット通販を開始でき、店舗の売り上げが増えれば高機能な受注管理システムにスムーズに移行できる。
 15年には自社通販サイトを構築するためのカートシステム「コレカゴPlus」も刷新する。「ショップスター」の中核機能として組み込んで提供する計画だ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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